女性は車の運転が苦手といわれています。
運転免許を取得しているということは、知識や技術が公道を走っても問題はないはずですが、自分の運転に自信をもてないという方は多いのではないでしょうか。
今回はその理由と女性に多い事故について解説していきます。
女性は運転が苦手といわれる理由
男女で空間認識能力の違いがあります。
空間認識能力とは物体の大きさや形、位置を素早く処理できる能力で、男性は無意識で空間認識できますが、女性は意識しないとできないそうです。
車の運転は、自分の車と障害物の距離をとり、ナビと現在位置を把握する必要があります。女性は速度差や車間距離を素早く判断できず、車線変更や合流が苦手といわれています。
脳の働きから考えると女性は運転が苦手といえるでしょう。男性に運転手やパイロットに就く人が多いのも理解できるのではないでしょうか。
しかし、経験を積めば運転技術はアップするので、深刻に考える必要はありません。
女性に多い事故
女性が車の運転で多い事故は車庫入れと車線変更です。
車庫入れはバックの際にハンドルをどう切ればわからなくなったり、壁との距離感がわからずぶつかったりします。
車線変更もタイミングがつかめず、接触事故を起こしてしまう場合が非常に多いです。
空間認識能力の低さと経験不足が関係してきます。
事故を起こさないために運転技術の向上をめざそう
運転が上手になるポイントは認知・判断・操作の向上なので、実際に運転する機会を増やし、運転に慣れることが重要です。
運転以外の方法として、客観的に自分の運転を確認する方法があります。ドライブレコーダーで自分の運転を録画し、見直してみましょう。
自分の運転を客観的に見ることで危険な運転をしていないかわかるようになります。さらに、事故映像を見て、どうして事故が起こったのか考えると予測や判断能力を高めることが可能です。
女性が安全に運転しやすい車
安全に運転しやすい車は性能ではなく、運転する際に視界がよい車を選ぶと安全に運転できるでしょう。
見晴らしがよく、視線が高めの車だとまわりがよく見えるようになります。また、運転席からボンネットの先端が見える車もおすすめです。車両感覚がつかみやすく、ハンドル操作も楽にできるので運転しやすく感じます。
そのため、最初はボディサイズの大きいセダンやミニバンよりも、軽自動車やコンパクトカーを選ぶといいでしょう。小さい車なら狭い道でも余裕をもって運転でき、駐車もしやすいためです。
女性は運転が苦手な理由や女性に多い事故について紹介しました。
運転に苦手意識を感じる方は、何が苦手なのかを認識することが克服の第一歩です。運転の回数が少ない方は、運転する回数を増やし、車に慣れていきましょう。
そうすれば、運転技術は自然に向上していきます。運転の苦手意識をなくして運転を楽しめるようになりましょう。